ペトレンコがチャイコフスキーのオペラ《イオランタ》を指揮
チャイコフスキーの最後のオペラ《イオランタ》は、繊細でメルヘンのような作品です。ここでは盲目の王女が愛によって視力を取り戻すという、19世紀のオペラでは珍しいハッピーエンドが描かれています。チャイコフスキーはこの作品のために詩的な音楽を書きましたが、これは彼のフランス・オペラへの愛を物語るものともいえるでしょう。この不当に忘れられた名作をキリル・ペトレンコ指揮の公演でご体験ください。タイトルロールはソプラノのアスミク・グリゴリアンが務めました。「ペトレンコの解釈によって、極めて現代的な作品であることが証明された。これ以上に良い演奏、より正確な音色で上演されることは想像しにくいほどだ」(『ベルリナー・ツァイトゥング』紙)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
キリル・ペトレンコ
アスミク・グリゴリアン
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