コンサート
キリル・ペトレンコがエルガーとベートーヴェンを指揮 ラルス・フォークト キリル・ペトレンコ(聞き手:サラ・ウィリス)
キリル・ペトレンコが2006年にベルリン・フィルにデビューした時、ベルリン・フィル団員は彼を将来「再び招待すること」ではなく、「いつ招待できるか」だけを議論したそうです。当演奏会(2009年)に際してのインタビューで、ホルン奏者サラ・ウィリスは、そのことについて語っています。ペトレンコは、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番でベルリン・フィルの主要レパートリーにおける実力を発揮する一方、エルガーでは、特異なレパートリーに対する高い関心をもっていることを証明しています。インタビューでは、この作品をどちらかというと偶然発見したこと、ロシア人としてロシア系の作品しか指揮できないと思われないように心がけていること等を語っています。
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