コンサート
ラトルの首席指揮者としての最後の定期演奏会は、マーラー「第6」 ラトルによるマーラー「交響曲第6番」の作品解説(日本語字幕付き)
サー・サイモン・ラトルは、2018年6月24日のヴァルトビューネ・コンサートでベルリン・フィルの首席指揮者を退任しましたが、この演奏会はその4日前、フィルハーモニーで行われた最後の定期演奏会を収録したものです。曲目は、マーラー「交響曲第6番」。この作品は、彼が1987年にベルリン・フィルにデビューした時に取り上げた作品であり、30年にわたる円環が閉じる形となります。演奏はエモーショナルな高まりを示し、ベルリン・フィルはラトルのために全身全霊を捧げて演奏。フィナーレでは、多くの団員が去来する思いに顔を真っ赤にして演奏している姿が印象的です。ラトル時代のみならず、ベルリン・フィルの数十年の歴史のなかでも、特筆すべき名演と呼べるでしょう。ここではラトル自らが、作品についての強い思い入れを語っています。
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