コンサート
ロトがドビュッシー、ツィンマーマン、リゲティを指揮 フランソワ=グザヴィエ・ロト(聞き手:マシュー・ハンター)
フランソワ=グザヴィエ・ロトのプログラムは、プログラミングの妙が光っています。ドビュッシーの《映像》の楽章間に、リゲティの《ロンターノ》と《アトモスフェール》を挟む、という奇抜な構成。これがどのような効果をもたらすかは、まさに聴いてのお楽しみです。前半では、カロリン・ヴィトマンが、B・A・ツィンマーマンのヴァイオリン協奏曲を演奏しました。ツィンマーマンは、バーンスタインと同じ1918年生まれで、2018年は生誕100周年。ピストル自殺というショッキングな晩年で知られる一方、その作品は、どの流派にも属さない独創性と斬新さを示しています。インタビューの聞き手は、ベルリン・フィルのヴィオラ奏者、マシュー・ハンターです。
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