ヴラジミール・ユロフスキ
指揮
「音楽というものは、作曲家によって生み出され、楽譜の下で眠っているのです。それはまるで眠れる森の美女のように、毎回キスで目覚めさせなければならないのです」と語るのは、ヴラジミール・ユロフスキ。ベルリン放送交響楽団の長年にわたる首席指揮者兼芸術監督、そして現在はミュンヘンのバイエルン国立歌劇場の音楽総監督を務めるユロフスキは、若手指揮者の中でも特に高い評価を受けている存在である。世界の主要なオペラハウスや交響楽団に定期的に出演しており、ベルリン・フィルにもこれまでたびたび登場している。