マゼールが自らの編曲による「言葉のない《リング》」を指揮
ロリン・マゼールは、80年代にワーグナー《ニーベルングの指環》を「言葉のない《リング》」という管弦楽版に編曲し、ベルリン・フィルとを録音しました。これは記録的なセールスとなり、マゼールという指揮者そのものの代表盤と呼べるほどですが、彼は2000年、ベルリン・フィルに客演した際に、同作を約15年ぶりに取り上げています。この映像はその時の模様。CDを上回るほどの名演であり、同時にマゼールの超絶的バトンテクニックが、映像として体験できる貴重なものとなっています。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ロリン・マゼール
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