ジルベスター・コンサート1998は「愛と憧憬の歌」がテーマ
ベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサートは、毎年映像収録され、テレビで中継されています。1月1日のウィーン・フィル、ニューイヤー・コンサートと並んで、クラシック音楽界の一大イベントと呼べるものです。クラウディオ・アバドの指揮による1998年の演奏会は、「愛と憧れの歌」がテーマ。モーツァルト、ヴェルディ等、有名オペラのアリアや情景と、ベルリオーズ、ビゼーの管弦楽曲を組み合わせた華やかなプログラムとなっています。
ベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサートは、毎年映像収録され、テレビで中継されています。1月1日のウィーン・フィル、ニューイヤー・コンサートと並んで、クラシック音楽界の一大イベントと呼べるものです。
1998年の演奏会は、「愛と憧れの歌」がテーマ。モーツァルト、ヴェルディ等、有名オペラのアリアや情景と、ベルリオーズ、ビゼーの管弦楽曲を組み合わせた華やかなプログラムとなっています。ここでは、クラウディオ・アバドとベルリン・フィルのほか、ヨーロッパで活躍するオペラ歌手が勢揃いし、大晦日のベルリンの夜を盛り上げています。
当夜の目玉は、なんと言ってもイタリアの大ソプラノ、ミレッラ・フレーニ。得意とする歌劇《エフゲニー・オネーギン》より〈手紙の場〉を歌い、貫禄の歌声を披露しています。
ドイツのソプラノ、クリスティーネ・シェーファー、アルゼンチンのテノール、マルセロ・アルバレス、イギリスのバリトン、サイモン・キーンリーサイドも、当時は国際的なデビューの直後。3者とも、若々しい歌声を聴かせています。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
クラウディオ・アバド
クリスティーネ・シェーファー
サイモン・キーンリーサイド
マルセロ・アルバレス
ミレッラ・フレーニ
© 1998 EuroArts Music International