インタビュー
へルムート・ラッヘンマン(聞き手:サラ・ウィリス) ラトルがシューマンとラッヘンマンを指揮
当演奏会は、サー・サイモン・ラトルが首席指揮者を退任した後、最初に指揮するコンサートのひとつに当たります。その曲目に選ばれたのが、ドイツ現代作曲家界の巨匠ヘルムート・ラッヘンマンの近作《マイ・メロディーズ》(2016年)。8本のホルンをソロとする35分ほどの作品ですが、さすがはラッヘンマンだけあって、「難解」という印象を超えた密度と完成度を感じさせる作品です。後半は、ラトルが愛するシューマンの「交響曲第2番」。この作曲家も、「4本のホルンのためのコンツェルトシュテュック」を作曲しています。
当演奏会は、サー・サイモン・ラトルが首席指揮者を退任した後、最初に指揮するコンサートのひとつに当たります。その曲目に選ばれたのが、ドイツ現代音楽界の巨匠ヘルムート・ラッヘンマンの近作《マイ・メロディーズ》(2016年)。8本のホルンをソロとする35分ほどの作品ですが、さすがはラッヘンマンだけあって、「難解」という印象を超えた密度と完成度を感じさせる作品になっています。息の音を使って演奏するなど、曲中で聴こえてくるさまざまな奏法にもご注目ください。後半は、ラトルが愛するシューマンの「交響曲第2番」。ベルリン・フィルとは過去に何度も演奏している作品だけに、緊張感の中にも親密な空気が感じられます。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル
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