ヤングがブルックナー「第2」とリームを指揮

ブルックナーの交響曲を初稿で指揮することを好むシモーネ・ヤングはこう語ります。「初稿は後の稿にくらべれば完璧ではないかもしれない。だが、後者にはない現代性がそこにはある」。ブルックナー「交響曲第2番」の初稿に加えて今回のコンサートで披露されるのは、ヴォルフガング・リームの《猟区》です(独唱:ヴィダ・ミクネビキューテ)。ドイツ統一の前夜に檻に囚われている鷲を解放した女性が、鷲に見惚れ、最後には殺してしまうという陰鬱なモノドラマです。

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
シモーネ・ヤング
ヴィダ・ミクネビキューテ

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アーティスト

シモーネ・ヤング 指揮
ヴォルフガング・リーム 作曲
ヴィダ・ミクネビキューテ ソプラノ
アントン・ブルックナー 作曲

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