マーク=アンソニー・ターネジ(聞き手:サラ・ウィリス)

2016/17年シーズン最後の演奏会(ラトル指揮)は、セレナードがテーマ。18世紀にはセレナードは宮廷音楽の典型でしたが、ロマン派時代には、よりシンフォニックなジャンルへと発展しました。ドヴォルザークの管楽セレナードは、18世紀のハルモニ―・ムジークの伝統を継承しつつ、この作曲家独特の色彩美に溢れています。一方、ブラームスのセレナード第2番は、二管編成ながらヴァイオリンが欠けているのが特徴。演奏時間は40分ほどで、室内楽とも交響曲の前身とも取れる内容を示しています。ターネジの新作《リメンバリング》にもご注目ください。こちらもヴァイオリンがない編成の曲であり、コンサート全体はヴァイオリンなし(!)で行われています。インタビューの聞き手は、ベルリン・フィルのホルン奏者、サラ・ウィリスです。

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マーク=アンソニー・ターネジ 作曲
サラ・ウィリス ホルン

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