ブンデスユーゲント管が客演。ヴァイオリン・ソロはテツラフ
ドイツの若手の音楽家で構成されるブンデスユーゲント管弦楽団が、ベルリン・フィルハーモニーに客演しました。2007年までベルリン・フィルのソロ・クラリネット奏者だったカール=ハインツ・シュテフェンスが指揮を担当。2014/15年シーズンの「アーティスト・イン・レジデンス」クリスティアン・テツラフをソリストに迎え、バルトークのヴァイオリン協奏曲第2番とチャイコフスキーの交響曲第4番を演奏しています。
ドイツの若手の音楽家で構成されるブンデスユーゲント管弦楽団が、ベルリン・フィルハーモニーに客演しました。今回指揮を担当したカール=ハインツ・シュテフェンスは、2007年までベルリン・フィルのソロ・クラリネット奏者を務めた後、指揮者に転向しました。2008年から13年までハレ歌劇場の音楽監督、2009年からはラインラント=プファルツ国立フィルの音楽監督を務め、2013年には古巣のベルリン・フィルに指揮者としてデビューを果たし、成功を収めています。
このベルリン公演では、2014/15年シーズンにベルリン・フィルの「アーティスト・イン・レジデンス」を務めたクリスティアン・テツラフをソリストに迎え、バルトークのヴァイオリン協奏曲第2番とチャイコフスキーの交響曲第4番が演奏されています。バルトークのヴァイオリン協奏曲は、1937年から38年にかけて同じハンガリー人のヴァイオリニストで、当時右派系の新聞からの中傷にさらされていたゾルターン・セーケイの依頼で書かれました。チャイコフスキーの第4交響曲は、作曲家の個人的な危機の頃に生まれたもので、運命的なファンファーレにより幕を開けます。
ブンデスユーゲント管弦楽団
カール=ハインツ・シュテフェンス
クリスティアン・テツラフ
© 2015 Berlin Phil Media GmbH