イヴァン・フィッシャーとダニエル・スタブラヴァの共演!
イヴァン・フィッシャーは、ベルリン・フィルではお国もののハンガリー音楽を頻繫に指揮していますが、今回の演奏会でも、あまり演奏されないドホナーニとフーバイの作品が取り上げられます。ソリストは、ベルリン・フィル第1コンサートマスターのダニエル・スタブラヴァ。今シーズンは協奏曲のソリストに楽団内の首席奏者が登場しますが、この演奏会はその第1弾です。軽やかでメランコリーに満ちたシューベルトの「交響曲第5番」も大きな聴きものになっています。
イヴァン・フィッシャーは、ベルリン・フィルではお国もののハンガリー音楽を頻繫に指揮していますが、今回の演奏会でも、あまり演奏されないドホナーニとフーバイの作品が取り上げられます。ソリストは、ベルリン・フィル第1コンサートマスターのダニエル・スタブラヴァ。今シーズンは協奏曲のソリストに楽団内の首席奏者が登場しますが、この演奏会はその第1弾です。
エルンスト・フォン・ドホナーニの「交響的小品集」(1933年)とイェネー・フーバイ「ヴァイオリン協奏曲第3番」(1907年)は、ロマン派の伝統を強く感じさせる作品で、スラヴ的な郷土性とブラームスを連想させる情熱的なスタイルを特徴とします。ソリストのスタブラヴァは、1983年よりベルリン・フィルに所属し、86年からは第1コンサートマスターとして活躍しています。
シューベルトの「交響曲第5番」は、彼の初期交響曲のなかでは最も頻繫に演奏される作品で、19歳の時に書かれています。軽やかでメランコリーに満ちたメロディーは、モーツァルトからの影響を感じさせるものです。この作品が書かれた数週間前、彼は日記に「モーツァルトの音楽の魔法の響き」について賛嘆の言葉を記しています。
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