インタビュー
サー・サイモン・ラトル、ルトスワフスキを語る 2012/13年シーズン開幕コンサートはラトル指揮ストスワフスキ「第3」
2012/13年シーズンの開幕コンサートは、例年通りドイツ銀行の協賛で開催されました。プログラムはイエフィム・ブロンフマンのピアノでブラームスのピアノ協奏曲第2番、ルトスワフスキの交響曲第3番という組み合わせ。指揮はもちろん、サー・サイモン・ラトル。ベルリン・フィルの新シーズン開幕公演ならではの華やかな雰囲気と共にお楽しみください。
2012/13年シーズン開幕演奏会のプログラムは、サー・サイモン・ラトルの指揮によるブラームス「ピアノ協奏曲第2番」とルトスワフスキ「交響曲第3番」でした。前者のソリストは、ベルリン・フィルでもおなじみのイェフィム・ブロンフマン。豪快なヴィルトゥオーゾとして知られる彼ですが、繊細で叙情性に溢れた表現にも長けた名手と言えます。ブラームスの協奏曲ではその両方の要素を聴くことができるでしょう。一方ルトスワフスキの「交響曲第3番」は、作曲家の生誕100周年(2013年)を視野に置いてのもの。20世紀ポーランド音楽を代表する古典ですが、ラトルが特に力を入れている曲でもあります。ショルティ指揮シカゴ響により1983年に初演されて以来、彼の作品の中では最も頻繫に演奏されています。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル
イェフィム・ブロンフマン
© 2012 Berlin Phil Media GmbH
関連インタビュー