インタビュー
「アウフタクト」-ラフマニノフ《死の島》 ペトレンコとフラングがコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲で共演
アメリカ・ツアーを直前に控えたベルリン・フィルと首席指揮者キリル・ペトレンコが、大西洋を越える橋を架けるプログラムを披露しました。ラフマニノフ、コルンゴルト、ドヴォルザークは、いずれもアメリカで多くの時間を過ごした作曲家です。不気味な揺りかごのような音調のラフマニノフの《死の島》で始まり、続いて演奏されたのは、映画音楽のようなコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲。独奏を務めたヴィルデ・フランクの演奏は「繊細な表現」だったと評されました(「ターゲスシュピーゲル」紙)。コンサートの最後には、暗い音色を特徴とするドヴォルザークの交響曲第7番が奏でられました。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
キリル・ペトレンコ
ヴィルデ・フラング
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ヴィルデ・フラング(聞き手:シュテファン・コンツ)