コンサート
ビシュコフがラベック姉妹と共演、ブルッフの協奏曲はベルリン・フィル初演 カティア・ラベック、マリエル・ラベック(聞き手:アルブレヒト・マイヤー)
セミヨン・ビシュコフの定期演奏会のプログラムを見えない線で結ぶのは、ブラームスです。ブルッフは、彼の同時代として「50年後、ブラームスの真価はあまたに知れ渡るだろうが、私の作品で人々の記憶に残るのはヴァイオリン協奏曲第1番だけだろう」と言っています。そして「しかし他のコンチェルトも、少なくとも同様に良い曲なのに」と語っているのです。そのひとつが、この2台のピアノのための協奏曲。独奏は、カティア&マリエル・ラベックが受け持ちました。一方ドヴォルザークは、ブラームスが特に高く評価した作曲家です。またグラナートの《はるかなる土地》では、ブラームスの交響曲第4番の冒頭が引用されています。インタビューの聞き手は、ベルリン・フィルのソロ・オーボエ奏者、アルブレヒト・マイヤーです。
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