インタビュー
バーバラ・ハニガン、ヴァイルとウォルトンを語る レイト・ナイト第3回:バーバラ・ハニガン、《ファサード》を歌う
第3回のレイト・ナイトでは、サー・サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルのメンバーにより、ウィリアム・ウォルトンの《ファサード》が演奏されました。イーディス・シットウェルの詩に基づくこの作品は、猥雑、洗練、反体制的、さらにストラヴィンスキー風、ヴァイル風など、さまざまな音楽的要素が盛り込まれた異色作。近年、ヨーロッパ音楽界を席巻しているソプラノ、バーバラ・ハニガンの芸達者ぶりにもご注目ください。
2014/15年シーズン第3回のレイト・ナイトでは、サー・サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルのメンバーにより、ウィリアム・ウォルトンの《ファサード》が演奏されています。イーディス・シットウェルの詩に基づくこの作品は、猥雑、洗練、反体制的、さらにストラヴィンスキー風、ヴァイル風など、さまざまな音楽的要素が盛り込まれた異色作です。1923年の初演では大成功を収め、文字通りウォルトンの出世作となりました。
独唱を務めるのはカナダ人ソプラノのバーバラ・ハニガン。2012年12月のレイト・ナイトで、ハニガンがラトルの指揮で《ファサード》からの抜粋を歌い、コメディアンとしての才能や超絶技巧のみならず、指揮者としての才能まで披露したのは記憶に新しいところ。今回も、指揮者としてラトル顔負けの活躍を見せています。
サー・サイモン・ラトル
ベルリン・フィル団員
バーバラ・ハンニガン
© 2015 Berlin Phil Media GmbH
関連インタビュー