コパチンスカヤによる「レイト・ナイト」
2014/15年シーズン最初のレイト・ナイトでは、エトヴェシュ指揮ベルリン・フィルの公演でソリストを務めたばかりのヴァイオリニスト、パトリシア・コパチンスカヤが再び登場しました。中世と初期レネッサンスのヴァイオリンとガンバのための作品集のほか、ロシア人作曲家のガリーナ・ウストヴォリスカヤが1950年代から60年代にかけて書いたヴァイオリンソナタを演奏することで、強烈なコントラストが刻まれるでしょう。
2014/15年シーズン最初のレイト・ナイトでは、エトヴェシュ指揮ベルリン・フィルの公演でソリストを務めたばかりのヴァイオリニスト、パトリシア・コパチンスカヤが再び登場しました。イギリス人のヴィオラ・ダ・カンバ奏者、ローレンス・ドレフュスと共にお送りするのが、中世と初期レネッサンスのヴァイオリンとガンバのための作品集。ビチニウムと呼ばれるこれらの親密な2声部の作品と並べて、ロシア人作曲家のガリーナ・ウストヴォリスカヤが1950年代から60年代にかけて書いたヴァイオリンソナタを演奏することで、強烈なコントラストが刻まれるでしょう。ウストヴォリスカヤはレニングラード音楽院でショスタコーヴィチに師事した作曲家としても知られています。ピアノのマルクス・ヒンターホイザーは、現在ウィーン芸術週間の芸術監督を務め、2016年からはザルツブルク音楽祭のインテンダントの就任が決まっている、異色の経歴を持つ音楽家です。
パトリシア・コパチンスカヤ
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