インタビュー
ズービン・メータ(聞き手:エヴァ=マリア・トマジ) メータがR・シュトラウスとベートーヴェンを指揮
ズービン・メータ指揮による日本ツアーの直前に、同じプログラムによるコンサートがベルリンで行われました。初回公演で取り上げられるのは、「英雄」をテーマにした2つの作品。R・シュトラウスの《ドン・キホーテ》では、突飛な幻想を抱いた騎士が巨人や空飛ぶ馬と冒険を繰り広げるスリリングな物語が、絢爛なオーケストレーションによって描かれます。チェロのクヴァント、ヴィオラのグロスというベルリン・フィルのソロ奏者による独奏も聴きものとなるでしょう。ベートーヴェンの交響曲第3番は、よりよき世界のために格闘する「ある英雄」を主題に扱っています。
11月13日より22日まで、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の2019年日本公演が、ズービン・メータの指揮で行われます。今回アーカイブに入ったのは、その直前にベルリンで行われた同じプログラムによる演奏会です。R・シュトラウスの《ドン・キホ ーテ》では、突飛な幻想を抱いた騎士が巨人や空飛ぶ馬と冒険を繰り広げるスリリングな物語が、絢爛なオーケストレーションによって描かれます。「ドン・キホーテとサンチョ・パンサの対話では、クヴァント(チェロ)とグロス(ヴィオラ)がそ れぞれの主題を卓越した妙技で示した」(『デア・ターゲスシュピーゲル』紙)。ベートーヴェンの《英雄》では、メータの悠然とした指揮から生まれるスケール豊かな演奏をお聴きいただけます。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ズービン・メータ
アミハイ・グロス
ルートヴィヒ・クヴァント
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