古都プラハ城内の絢爛たるスペイン・ホールを舞台に行われました。チェコ出身のメゾソプラノ、マグダレーナ・コジェナーが、ドヴォルザークの《聖書の歌》を歌っているのが注目。後半は、ラトルがベートーヴェンの交響曲第6番《田園》を溌剌たる表情で振っています。コンサートの冒頭には、ヴォーン=ウィリアムズの「タリスの主題による幻想曲」が演奏されました。プラハでヨーロッパ・コンサートが開催されるのは、この時が3度目でした。
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