ザ・ベルリン・フィル・シリーズ:ベルリン・フィル・ブラス
このザ・ベルリン・フィル・シリーズでは、ベルリン・フィルの金管楽器奏者と若きオルガニスト、セバスティアン・ハインドルが共演しました。オルガンはしばしば「楽器の女王」と呼ばれますが、その声部の多彩さと響きの華やかさはあらゆる祝祭的な場を盛り立てます。シンフォニーオーケストラの金管セクションもそれと似た特徴を持つだけに、両者の共演は自ずと必然性を帯びてくるといえるでしょう。ヘンデル、ベートーヴェン、デュカスの作品に加えて、最後にエルガーの《威風堂々》第1番が演奏されました。アーカイブからは、オルガンがオーケストラの中で効果的に使われた代表例として、サン=サーンスの交響曲第3番《オルガン付き》をお聴きいただきます。
ベルリン・フィル金管楽器奏者
セバスティアン・ハインドル
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