インタビュー
サカリ・オラモ(聞き手:アレクサンダー・イヴィッチ) オラモとゲルシュタインがブゾーニのピアノ協奏曲で共演
雲が静かに流れていく様子から、陽気な祝祭まで―ドビュッシーの「夜想曲」では、幅広い感情がパノラマのように描かれています。今回のコンサートでは、「音の魔術師」サカリ・オラモ指揮により、この作品が表情豊かに演奏されました。続いて披露されたのは、今年没後100年となるブゾーニのピアノ協奏曲。1921年にブゾーニ自身がソリストとしてベルリン・フィルと共演してから、実に103年ぶりにベルリン・フィルでリバイバル上演されました。独奏を務めたキリル・ゲルシュタインは、「ほぼ不可能と思える技巧的なパートを見事に弾きこなし、道化のような滑稽さやダンスのような軽やかさ、そして柔らかなタッチで、夢見心地で叙情的なエピソードを奏でた」と評されました(「ターゲスシュピーゲル」紙)。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サカリ・オラモ
ベルリン放送合唱団女声団員
キリル・ゲルシュタイン
ベルリン放送合唱団男声団員
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