ラトルのフォーレとシューマン
このコンサートは、契約上の理由によりライブ中継されませんでしたが、アーカイブ映像として視聴が可能になりました。ここでは、サー・サイモン・ラトルがフォーレの《ペレアスとメリザンド》とシューマンの交響曲第2番を指揮しています。フォーレの《ペレアスとメリザンド》は、ラトルとしては比較的珍しいプログラムで、ベルリンでの演奏は今回が初めてとなります。
このコンサートは、契約上の理由によりライブ中継されませんでしたが、アーカイブ映像として視聴が可能になりました。ここでは、サー・サイモン・ラトルがフォーレの《ペレアスとメリザンド》とシューマンの交響曲第2番を指揮しています。
フォーレの《ペレアスとメリザンド》は、ラトルとしては比較的珍しいプログラムで、ベルリンでの演奏は今回が初めてとなります。もともとフランスものを得意とする彼は、ここでもシルキーなサウンドをベルリン・フィルから引き出し、好調ぶりを見せています。一方、シューマンの交響曲は、2シーズン前にも様々な指揮者の手により全曲が取り上げられました。この時ラトルは交響曲第4番(1841年版)を振ったのみですが、今回はシューマンの交響作品としては比較的難解とされる交響曲第2番にチャレンジしています。まだCD録音されていないレパートリーであり、現在きわめて成熟した関係にあるベルリン・フィルとのコンビで聴けることは、大きな喜びです。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル
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