カラヤン指揮:ベートーヴェン《運命》(1972年制作)
カラヤンによるベートーヴェン全集の最後のタイトルは、《運命》です。1972年フィルハーモニーでの収録ですが、全9曲のなかでも、最も自然な映像に仕上がっているようです。第4番と同じ状況での収録らしく、フィルハーモニーで観客が入った状態で撮影されています。しかし、もちろん完全にライブではなく、多くの部分が演奏会後に観客なしで追加収録されており、その雰囲気は部分的に感じ取れると言えるでしょう。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン
© 1973 Unitel