ドゥダメルがマーラーの《巨人》とモーツァルトの《ポストホルン》を指揮

グスターボ・ドゥダメルがベルリン・フィルの定期演奏会に客演しました。今回指揮したのは、マーラーの交響曲第1番とモーツァルトの「ポストホルン・セレナーデ」。モーツァルトとマーラーは共に民謡の伝統を作曲に取り入れ、従来のジャンルを超える作品を生み出したゆえに、興味深い組み合わせと言えるでしょう。ドゥダメルの意欲あふれる指揮ぶりに、圧倒されます。

2004年、バンベルク交響楽団のイニシアティブによってグスタフ・マーラー指揮者コンクールが創設されました。その第1回の優勝者が、グスターボ・ドゥダメルです。1981年ベネズエラに生まれたドゥダメルは、この受賞を機に、ごく短期間の間に驚くべき国際的キャリアを築きました。その音楽的なテンペラメント、指揮者としての専門知識の豊富さ、そして人間的な魅力によって、ドゥダメルは若い世代の中でもっとも多くのオファーを受ける指揮者の一人のみならず、サイモン・ラトル、ダニエル・バレンボイム、クライディオ・アバドといった巨匠を「彼の」オーケストラであるシモン・ボリバル・ユース・オーケストラに客演指揮者として呼ぶことに成功しています。

そのドゥダメルが、マーラー指揮者コンクールのファイナルコンサートでマーラーの交響曲第5番を指揮してから10年。2008年にはヴァルトビューネの野外コンサートにてベルリン・フィルへの鮮烈なデビューを果たした彼が、この定期演奏会ではマーラーの交響曲第1番を指揮しています。もう1曲は、モーツァルトの通称「ポストホルン・セレナーデ」。モーツァルトとマーラーは共に民謡の伝統を作曲に取り入れ、従来のジャンルを超える作品を生み出したゆえに、興味深い組み合わせと言えるでしょう。ドゥダメルの意欲あふれる指揮ぶりに、圧倒されます。 

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
グスターボ・ドゥダメル

© 2015 Berlin Phil Media GmbH

アーティスト

グスターボ・ドゥダメル 指揮
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト 作曲
グスタフ・マーラー 作曲

おすすめ映像

ヘルプ お問い合わせ
ご利用方法 ニュースレター 教育機関用アクセス ご利用料金 クーポン券
会社情報 ご利用規約 プライバシーポリシー