ツィメルマン独奏によるブラームス「ピアノ協奏曲第1番」

クリスティアン・ツィメルマンのブラームス「ピアノ協奏曲第1番」がアップされました。ツィメルマンは録音に極めて慎重で、ほとんどOKを出さないことで知られています。ライブにOKが出ることはほとんどないと言われていましたが、このベルリン・フィルとの共演には、奇跡的に許諾が下りました。これはまさに一大事です!この他、バーバラ・ハニガンをソリストに迎えたチン・ウンスクの《セイレンの静寂》(ドイツ初演)、ハイドンの交響曲第80番という演目が並びます。

サーサイモン・ラトル指揮、クリスティアン・ツィメルマンのブラームス「ピアノ協奏曲第1番」がアップされました。ツィメルマンは録音に極めて慎重で、ほとんどOKを出さないことで知られています。ライブにOKが出ることはほとんどないと言われていましたが、このベルリン・フィルとの共演には、奇跡的に許諾が下りました。これはまさに一大事!デジタル・コンサートホールでしか見られない、極めて貴重な映像です。

ベルリン・フィルとカナダ出身のソプラノ歌手、バーバラ・ハニガンは、幸福な共同作業を育んできました。ハニガンは特に現代作品で才能を発揮し、2013/14年シーズンはハンス・エブラハムセンの《レット・ミー・テル・ユー》の初演で、透明な歌声を披露しています。今回の公演では、韓国出身で現在はベルリン在住の作曲家チン・ウンスクの《セイレンの静寂》のソロを務めています。ルツェルン音楽祭のためにチンが作曲したこの作品は、フランスのスペクトル音楽とアジアのガムランに触発されており、明晰でまばゆい輝きが際立っています。

冒頭に置かれたのは、ハイドンの「交響曲第80番」。1784年に完成したこの作品は、ニ短調で書かれているにも関わらず、快活で軽妙な性格を持っており、ラトルの指揮はその魅力を余すところなく語っています。 

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル
バーバラ・ハンニガン
クリスティアン・ツィメルマン

© 2015 Berlin Phil Media GmbH

関連インタビュー

アーティスト

サー・サイモン・ラトル 首席指揮者 (在任期間 2002-2018)
ヨーゼフ・ハイドン 作曲
ウンスク・チン 作曲
バーバラ・ハンニガン ソプラノ
ヨハネス・ブラームス 作曲
クリスティアン・ツィメルマン ピアノ

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