スロボデニウクとF・P・ツィンマーマンがエルガーのヴァイオリン協奏曲で共演

自身を「音楽の画家であり詩人」と称したシベリウス。彼の《レンミンカイネン組曲》では、フィンランドの叙事詩『カレワラ』の英雄の冒険が鮮やかに音で描かれます。ディマ・スロボデニウク指揮ベルリン・フィルによるこの作品のニュアンス豊かな解釈は、「雷鳴のごとき力強さとともに、天上の静けさをもたらした」と評されました。エルガーのヴァイオリン協奏曲では、ソリストのフランク・ペーター・ツィンマーマンが「繊細でありながら情熱的、超絶技巧の中にも詩情を宿す」演奏で、「儚さの美しさ」を見事に表現しました（「ターゲスシュピーゲル」紙）。

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