P・ヤルヴィのショスタコーヴィチ「第6」、シベリウスの協奏曲はバティアシヴィリが独奏

パーヴォ・ヤルヴィはNHK交響楽団、ドイツ・カンマーフィルの首席指揮者として日本でも人気の高い存在ですが、ベルリン・フィルにも定期的に客演しています。今回は、リサ・バティアシヴィリ(ジャニーヌ・ヤンセンの代役で登場)とのシベリウス&ショスタコーヴィチ・プロ。シベリウスのヴァイオリン協奏曲は、情熱的で郷土色の強い曲調により、広く愛好されている傑作です。また、ショスタコーヴィチの交響曲第6番は、この作曲家のシンフォニーとしてはコンパクトな趣を持ち、抒情性と諧謔味を特徴としています。

NHK交響楽団、ドイツ・カンマーフィルの首席指揮者として日本でも人気の高いパーヴォ・ヤルヴィが、5月1日のヨーロッパ・コンサートに続いてベルリン・フィルに客演しました。今回は、リサ・バティアシヴィリとのシベリウス&ショスタコーヴィチ・プログラム。シベリウスのヴァイオリン協奏曲は、情熱的で郷土色の強い曲調により、広く愛好されている傑作です。当演奏会は、ジャニーヌ・ヤンセンのソロで予定されていましたが、彼女のキャンセルを受けてバティアシヴィリが登場。華麗な演奏を披露しています。

後半はショスタコーヴィチの交響曲第6番。1939年11月5日のレニングラードでの初演は大きな喝采を浴び、その後の上演では熱狂した聴衆に応えて、終楽章がアンコール演奏されたほどでした。この作曲家のシンフォニーとしてはコンパクトな趣を持ち、抒情性と諧謔味を特徴としています。翌1940年にいち早くこの曲のアメリカ初演をしたレオポルド・ストコフスキーは、「ショスタコーヴィチはその創造的なファンタジーと音楽への自信を常に深めている巨匠だが、この第6番で彼は新たな次元に到達した」と誉め称えました。

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
パーヴォ・ヤルヴィ
リサ・バティアシヴィリ

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アーティスト

パーヴォ・ヤルヴィ 指揮
ジャン・シベリウス 作曲
リサ・バティアシヴィリ ヴァイオリン
ディミトリ・ショスタコーヴィチ 作曲

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