カラヤン指揮:チャイコフスキー&ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第1・2番」(ピアノ:ワイセンベルク)

アレクシス・ワイセンベルクとのチャイコフスキーとラフマニノフのピアノ協奏曲は、このシリーズのなかでも白眉と言えるものでしょう。とりわけ後者は、カラヤンの美意識がもっとも徹底したもので、純粋なその映像美に酔わされます。

アレクシス・ワイセンベルクとのチャイコフスキーとラフマニノフのピアノ協奏曲は、このシリーズのなかでも白眉と言えるものでしょう。とりわけ後者は、カラヤンの美意識がもっとも徹底したもので、純粋なその映像美に酔わされます。人工的ではありますが、その人工性が一種の芸術性と感じられるところが、この魅力の秘密。何か非現実的で、神聖な儀式に参加しているような気分にさせられます。ワイセンベルクも、ソリストというよりは「カラヤンの楽器」というイメージです。

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン
アレクシス・ワイセンベルク

© 1967 / 71 Unitel

アーティスト

ヘルベルト・フォン・カラヤン 首席指揮者 (在任期間 1956-1989)
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー 作曲
アレクシス・ワイセンベルク ピアノ
セルゲイ・ラフマニノフ 作曲

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